選挙準備 よくある質問

選挙に立候補するにはいくら必要ですか?

町村議員の場合0円、市議の場合30万円の供託金がかかる以外に必要なお金と言う事で言えばですが、何も準備しない場合はもちろん0円~数万円。 普通は百万円~200万円くらい。 かける人は数百万円をかけます。
まず、この質問をする前に、選挙にいくらお金がかかるか?と言う大きな枠ではなく、具体的に何にいくらお金がかかるのか?と言うような細かいものの合計を計算すると言う思考で考えようとして下さい。
100万円以下で当選した人もいますし、数百万円で落選した人もいます。
何に一番お金がかかるか?と言うと、事務所の家賃です。 事務所は、大体、選挙の2カ月前~1か月後まで借りますが、数十万円~100万円以上かかる場合があります。 駐車場を何台も用意したコンビニの跡地のような場所であれば、100万円単位で、お金がかかります。
その次にお金がかかるのは、選挙カーです。 自分の車を使えば0円ですが、看板や看板用蛍光灯(LED)、スピーカーなどをつけていくと、約40万円(市の場合は、公費で10万円程度のレンタカー代(純粋に車のレンタル代のみ。 看板代等に使用不可)が出ます。)くらいかかります。
その他に、ウグイス嬢の人に法定金額上限1日15000円の料金を支払わないといけません。
ですので、全部削っていけば、数万円~数十万円。 全部お金をかければ数百万円になります。


選挙の準備をするには何が必要ですか?

選挙期間が始まる前は、選挙に関する活動をしてはいけません。 しても良いのは、純粋な政治活動(後援会活動)です。 後援会を作るには、代表・会計・会計代理の3人の人が必要です。 この3人を集めて、都道府県の選挙管理委員会に届け出(申込書と、後援会規約(自分で作る))を出すと、後援会が出来上がります。

選挙の準備は、いつから始めればいいですか?

余裕があるのであれば1年前から。 通常は半年前から。 最短で3カ月前からだと思います。選挙に出る事だけを考えれば、1カ月前位に行われる立候補予定者説明会に出てからでも、準備は間に合いますが、当選したいのであれば、出来るだけ早めに、きちんと準備をしていく必要があります。

本を読むと戸別訪問が禁止って書いてあったり、色々規制されていて、何も出来ないがする。

公職選挙法で禁止されている事は、沢山ありますが、実際に出来る事は沢山あります。 ただ、それには地域差があったりします。 その地区の警察や選管の厳しさで、本当に何も出来ないところもあれば、許されるところもあります。 私は、これまでに許されてきた事例を数十例見てきていますので、どこまでやったらアウトで、どこまでなら大丈夫そう。 と言うラインを体感的に心得ています。 これを知らないで、準備を始めて、数千枚作ったチラシが、注意を受けて、全部、使用不可になって、お金が無駄になってしまうなどの事例にならないように、どうぞまず最初に、私にご相談下さい。


ポスターとかステッカーとか作って、宣伝してはいけないの?

公職選挙法で色々な決まりがあり、基本的にしてはいけません。 選挙の6カ月以上前であれば、例外的に認められることもあります。


よく街角にある立て看板を作りたいんだけど。

立て看板を作れる枚数は決まっています。 市議選の場合は、12枚です(個人6枚、後援会6枚)。 サイズは40×150cm(脚を含む)です。 これは、市の選管に許可を得てから、作らないといけません。